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内製化

出版社をお客さまに持ちながら、組版(「材料」の状態である文章や画像その他の原稿を、紙面上で読み取り易いように内容や体裁を整えること)の部を、それまでの外部全面委託からようやく内製化して10カ月が経ちました。

なんだかんだありながら、この内製化の離陸には成功したようです。独自色を身につけてお客さまからの評判を得るという、安定飛行にはまだまだ遠いのですが、「立ち上げてよかったですね」とみんなに言われたり、営業員がDTP組版部に持ち込む案件が徐々に増えたりするのを見ていると、僅かながら、安堵します。何より、立ち上げに参画して「仕事、楽しいです」と言ってくれるオペレーターさん達の顔を見ると、嬉しくなります。http://www.eiwa-p.com/02zs02.html

弊社で扱っている月刊雑誌は2誌(医療誌1・会計誌1)ですが、これもやっと社内で組版を始めました。

今回は、この内製化して良かったことと悪かったことについて、触れてみたいと思います。
読んでみてください。

まず、良かった点

1.校正ゲラ・プルーフの納期の短縮
2.コストの削減(受注旺盛時限定ですが・笑)
まあ、この辺は説明不要でしょうか

3.顧客データの保管ができるようになったこと
 いろいろありました、かつては。
外注業者から「写研はもうやめるから、これ、返します」って8インチFD(!)が何十枚もドサッ!とか、「HDが壊れてデータ飛んじゃいました」とか…
いつの間にか外注先が会社を清算していて、慌ててガラーンとしたオフィスから「永和印刷」ラベルの貼ってあるFDをほじくり出して、持って帰ってきたりとか…っていいのかな、ブログにこんなことを書いて?

4.作業内容の透明性の向上
 外注委託時代には「いつ納まるの?」「どんな作業したらこんなあがり(デキ)になるの?」「この画像処理、どうやっているの?」こんな基本的な質問にも、外注さんの返事は、要領を得ないことがしばしば…したがってお客さまからの問いに対して、我々の答えも要領を得ずという…今にしてみれば顔から火が出そうな仕事ぶりでしたね。
 今は、目の前で同僚がキーを叩いているわけですから、とことんまで話し合って納得できます。ようやく、当たり前のことが、当たり前に!!

5.営業員のベクトルの変化
 かつては外注管理に神経も時間も割かれており、ホワイトボードの営業員の行き先には、訪問先5件中の4件が外注先なんてことも。そんな状態で何十年もやっていますと、営業員の心の中には、それが当然で仕方のないことという意識がベットリとこびりついて…これはもちろん、会社に非があったわけですが、営業活動の阻害要因を、少しは除けたと思っています。

6.全社的にプリプレスの知識がついたこと
 3と関連しますが、営業員は膝つき合わせてオペレーターさんと打ち合わせをしますし、データがあがって印刷する際には、印刷担当者がその前後に疑問点や改善策を、直にぶつけることができます。
 DTPオペレーターに、他部署の社員が触れる機会が生まれたわけですね。
 これは、彼らのプリプレス知識の獲得につながります。「あ、こーやってんのね」という。これはいくら机で勉強しても、できないことなのです。
 これまた、当たり前のことなのですが

7.そして何といっても、これらを顧客にPRすることができるようになったので、受注拡大に結び付いている点…と言いたいところですが、これは前述のようにまだまだです。これをお読みのお客さま方、ご用命お待ちしております!
この目的のためにやっているわけですから、1~6に満足しないことが、大事ですね。

特にわたくしめが…

次回には「内製化して、困った点」を!
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by eiwa-p | 2008-08-05 19:20 | 久永・発 | Comments(0)
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