更新が遅れてしまい、父の日の話がいまごろになってしまいました。

母の日に比べて、存在感がスミの20%程度(母の日=スミベタ)に感じる父の日、みなさまはご家族にいたわってもらえたでしょうか?
わが家では期限が書いていないのに失効してしまうマッサージ券が定番でしたが、今年はプレゼントをいただきました(右写真)。
ビール

大好きな父のために、いつまでも冷たさがキープできるジョッキです。感謝ですが、飲み過ぎないように注意しないと……
社長に「アルコール消毒」はほどほどに!! と助言をいただいているのですが、
仕事量とアルコール量が比例する今日この頃、
永和印刷の今年度のテーマの「ちゃれんじ」に率先してちゃれんじするつもりですが、禁酒「ちゃれんじ」だけは絶対ムリですね!!
その日はとある集まりで、子どもたちに寿司職人を「ちゃれんじ」してもらいました。

以前、永和印刷のイベントでも利用した「ざうお」で、
大人たちは大いに飲み、子どもたちも釣りや寿司職人を満喫していました。
子どもたち、にぎったお寿司はお父さんではなく、自分たちでおいしく食べていました。
釣りのほうは…
店員さん曰く、魚がちっともエサに食いつかない状況とのことで、ヒッカケ釣り指令がでたのですが、
こらえ性のない次女はぐずってしまい、母親にゲンコツで2回殴られたそうです(写真右端)。
他の子もせっかく釣れても、制限いっぱいだったので断念したり、「ちゃれんじ」の道は険しいですね。
ちなみに「こどもちゃれんじ」、ウチの子どもら、ちっとも進んでいません。
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さて、今回は「ちゃれんじ3」、
前回の続きで用紙枚数を計算してみようと思います。
前回の記事 ちゃれんじ2 用紙の計算方法ってどういう仕組み?
前回は用紙の金額の計算方法の仕組みをご紹介しましたが、
今回は印刷に必要な用紙枚数を計算してみましょう。
用紙枚数を計算するためには、次の条件を満たしてください。
①仕上がりサイズ・ページ数・部数の決定
②用紙の種類の決定
③予備枚数の算出
①②が決定した場合、用紙1枚あたりに何面とれるか
という面付を計算します。
端物の計算例
A4ペラ(2ページ)のチラシを1,000部制作する場合、
A全(=A1ノビをイメージしてください)の用紙に8面とれます。
下の図のように、A1はA4が8枚分ということです。
1枚で8枚分なので、1,000部に必要な枚数を計算するには、
制作数量÷全紙から取れる枚数=必要枚数
→1000(部)÷8(面)=125(枚)
125枚が必要な実数となります。
ただし、オフセット印刷では、色あわせなどのための予備枚数が必要なので、
③を加算する必要があり、合計数が必要枚数となります。
参考記事
印刷のいろは2 紙の寸法と流れ目
ページ物の計算例
ページ物の場合、端物よりも、もう少し複雑になります。
たとえば、A5 128ページ 1,000部の場合、
A全でA5が入る面付け数は、A4の倍なので、16面となります。
ページ物ということは、両面印刷が原則なので、表裏で32面、
つまりA全判の用紙1枚で32頁分をとることができます。
総ページ数が128であれば、128(総ページ)÷32(表裏面付)=4 ですから、
A全判の用紙4枚で1冊分となります。
1,000部であれば、4×1000(部)=4,000枚が、必要な実数となります。
もちろん端物同様、オフセット印刷に必要な予備枚数を加算する必要があります。
計算式にすると、
部数×ページ数÷全判から取れるページ数=必要な用紙枚数(実数)
となります。
とはいえ、いろいろな用紙サイズ、仕上がりサイズで、面付数と言われても、
慣れないとなかなか難しいと思います(横でW井もうなずいています)。
そこで、こんなものを用意しました。
テッテレーン♪
印刷用紙枚数計算エクセルシート
大山のぶ代、水田わさび、どちらを思い浮かべていただいても結構です。
解凍してもらえればすぐご利用できます。
(解凍ソフトはちゃれんじ1でご紹介した「Cube ice」がオススメ)
ちゃれんじ1 永和印刷オススメのフリーソフト集 その1
使い方は簡単です。
①解凍したExcelファイルを開きます。
「用紙寸法」「面付数」「紙 必要枚数」「面付数(規格外サイズ)」の4つのシートから構成されています。
②「用紙寸法」シートで、全判の用紙サイズ(黄色部分)と、規格サイズ(橙色部分)のNo.を確認してください。
※AB判や四六判、新書判の場合は代用する規格サイズを確認します
③「面付数」シートに、確認した
用紙サイズ(黄色部分)と、規格サイズ(橙色部分)のNo.を入力します。
→一番右の赤色部分に表裏面付数(ページ数)が計算されます。
④「紙 必要枚数」シートに先ほどの確認した用紙サイズ(黄色部分)と、規格サイズ(橙色部分)のNo.、
そして③の両面付数(赤色部分)と、1冊の総ページ数、印刷部数を入力します。

→ページ・部数ごとの印刷用紙枚数(実数)が算出されます。
これに、予備枚数を入力すれば、印刷に必要な用紙枚数が算出されます。
※必要予備枚数は部数・色数などによって異なるので、印刷会社・用紙店に確認をしてください
⑤「面付数(規格外サイズ)」でサイズを入力しても、面付数は算出することは可能です。
ただし、この数式は永和印刷の印刷・製本基準によるもので、
基本的に16・8・4・2頁での組み合わせとなっております。
印刷会社によっては、異なる場合がございますので、必ず面付数や実数の検算・確認をお願いいたします。
用紙枚数、用紙金額について、わからないことがございましたら、弊社営業員にお気軽にお聞きください。
T橋もH山もW井も、しっかりと計算して、お答えさせていただきます。
社内でもさまざまな「ちゃれんじ」を実施中です!!