東京の下町では、神田明神の神田祭にはじまり、浅草・浅草神社の三社祭、湯島天神、鳥越神社・白髭神社と、
5月の中旬から6月にかけて、毎週のように開催され、お祭り男にとっては忙しい週末です。
もっというと、8月には深川(富岡八幡宮など)の水かけ祭りや亀戸天神、9月には牛嶋神社などもあるわけですが。
そこまでヘビーではない、ぷち祭男の私の今年の祭始めは長浦神社(6月7日)でした。
マンションの管理人さんの地元(下町のベテラン祭男)の親交町会で、毎年親子&仲間たちで参加させてもらっています。
用紙の計算方法については、もう少し先なので、興味のない方は読み飛ばしてください。

左写真中央が次女、右写真が私とゆかいな仲間たち(?)。
今年は鳥越神社と日程が重なったせいか、担ぎ手が少なめで、ずっと担ぎどおしでした。
翌日、親子で肩痛になりました。
ここのところ、休日は引きこもり気味でしたので、紫外線の免疫がなく、
月曜日には真っ赤な顔と、掛け声を発し続けた結果、長州力のような声
(T橋には普段でも聞きにくいのに、よけいわからない、でもおもしろいと言われ)、
全身筋肉痛で神無月がモノマネしている武藤のような動きになってしまい、
各方面でご迷惑(失笑?)をおかけしました。
打ち上げでは、あまりに疲れたせいか、今年は控えめにすると語っていたベテラン祭男(某管理人)ですが、
前述の深川祭(私の地元)、牛嶋祭に、ホームの三輪里稲荷神社の祭があるので、そうはいかないでしょう。
私が長州力・天竜源一郎状態になっていたら、その影響だとご推察ください。
神輿を担いで、何が楽しいと思われる方も多いでしょうが、
地元の人たちが、息を合わせて担ぎ、盛り上げ、汗を流すことで連帯感が生まれます。
顔見知りでない人とも、巡行を通じて仲間になっていき、
学校や近所の居酒屋で再会を喜び、また輪がひろがっていく、
そんな古きよき日本の地域的つながりが形成される場となっています。
今年は昔の下町ステップ自慢の68歳や、初参加の中学生のパパなどと仲良くなりました。
参加は楽しいのですが、運営する立場になると、どこの町会もお金と人手に頭を悩ませているようです。
そのため、毎年開催する町会もあれば、
3年に1度(私の地元の深川・宇迦八幡宮がそれ)、4年に1度(八広・三輪里稲荷)、
と、数年おきのところもあります。
町会を運営しているのは地元の高齢者が中心で、担ぎ手不足は深刻ですし、
町会費だけでは賄うことができないので、
寄付を募るわけですが、休憩の際の飲食物や半纏や浴衣の準備、その他の諸費用もばかになりません。
でも、町会の存在を侮ってはいけません。
各自治体では町会に対して、それなりの援助をしています。
災害の際の備蓄などの防災計画、神輿以外にも、盆踊りやラジオ体操、ゴミの回収や、子供会や青年会・消防団の運営など、
地元の連携を強化することが災害時には特に重要で、それを担う身近な存在が町会なのです。
ぜひ自分の住んでいる町の町会は何をやっているか、注目してみてください。
一緒に担いでみたいというご要望、ウチの地元でも担いでみないというお誘いもお待ちしております。
度が過ぎなければですが、地元だけでなく、家族の絆の強化にもなるでしょう。
例によって、まえおきが長くなっちゃいましたが、
今回の「ちゃれんじ」は印刷の「お金」の話をしたいと思います。
印刷会社の見積書をみると、各社で項目立てが異なっていて、
比較しにくいという話をよく耳にします。
永和印刷では、印刷にかかる費用を9項目に分類しております。
1 用紙代
2 編集代 =原稿整理・校正チェック~編集からお引き受けする場合
3 デザイン・DTP =画像処理・トレースなどもここに含みます
4 校正代 =DDCPや面付など
5 CTP代 =刷版
6 印刷代
7 製本代 =並製・上製・中綴じなど
8 加工代 =PP加工、箔押し、型抜きなど
9 納品代
「永和ちゃれんじ」では、お客様が見積書をみて、
各社の違いなどを理解していただいたり、
部数の違いや、より経済的な方法を検討される手助けができるように、
各項目ごとに算出の仕組みをご紹介させていただきます。
1回目は用紙計算です。
「永和ちゃれんじ2」 用紙計算の仕組み
印刷の用紙料金は、枚単価と、kg単価(1kg当たり○○円)の2パターンがあります。
そもそも印刷会社や出版社が代理店から用紙を購入する場合に適用されているため、
それをそのままお見積りに適用させている場合が多いのですが、
ここがわかりにくいところでもあります。
枚単価の計算方法
色上質などの中厚口・特厚口など、kg表記のないものは、枚単価で取引されているので、
必要枚数(予備含む)×枚単価=用紙価格(税別)
となります。ただし、包み枚数以下の場合には、単価が高くなりますので注意が必要です。
お見積りの際に、枚単価をご希望される場合には、kg単価を枚単価に換算してお出しできますので、
担当営業にお伝えください。
kg単価の計算方法
kg単価(1kg当たり○○円)は、用紙1枚の重さを表示する米坪ではなく、1,000枚単位の重量である連量を使用します。(※板紙で連量が100の場合もあります)
必要枚数(予備含む)×連量(kg)÷1000(厚紙で連量が100の場合もあります)×kg単価=用紙価格(税別)
用紙枚数の計算方法については、次回に。