現在、Prog vol.24を配布中です。
まだお届けできていないお客様、申し訳ございません。
今回のテーマをちょっぴり紹介します。
「永和ちゃれんじ」
永和印刷では工場見学ツアーを昨年から推奨しておりますが、
この4月からは一段とパワーアップしました。
印刷工場やDTP・編集室の仕事の様子をみてもらうだけでなく、
私たちといっしょに学んでみましょうというコンセプトです。

各担当営業から、勉強会のご提案をさせていただく予定ですので、どうぞお楽しみに。
ちなみに、イラストではドクターハギが講師で、H永くん、H山さんの学級委員がマジメに勉強しているなか、
K島くんは早弁でパンを食べています。
私たちが教える、そんなおこがましいものではなく、お客様といっしょに勉強することで情報交換を図り、
よりスムーズで確実な仕事をしていきたいという目的なので、K島くんみたいな軽い気持ちでご参加ください。
こんなことが知りたい、こういったことはできないかな? というリクエストがございましたら、
担当の営業に遠慮なくお声掛けください。
仕事で新しいことにチャレンジすることも勉強ですし、今まで学んだことを復習するとこも勉強。
また、机の上での学習だけが勉強ではないですよね。
というわけで、ここのところ、ずう~っと忙しく、休日は寝たきり主人(?)だったのですが、
嫁の仕事が休みということもあり、往復の運転もしてもらう条件で家族ででかけました。
目的地は、埼玉県行田市。
昨年「村上海賊の娘」で本屋大賞を受賞した和田竜の代表作「のぼうの城」の舞台となった
忍城と丸墓山古墳で埴輪づくりに行きました。
長女が六年生になり、歴史を学び始めているので、ゲームと合唱の練習だけではなく、
歴史にも興味をもってもらい、歴女に育てようという夫婦の目論みはうまくいくのか……?!
「のぼうの城」や「忍びの国」も会長から借りて読みました。
特に「のぼうの城」は私も気に入り、そのまま嫁にも読ませました。
で、以前にも忍城と丸墓山古墳を家族で訪れたのですが、
2~3年前から思ったら、なんと6年前。帰宅後に調べてみたら全く同じ日でした。
6年前、長女幼稚園

今年、長女6年生
同じ場所(丸墓山古墳)で上からと下からで撮影したものですが、月日のたつのは早いものです。
景色は6年前と全く同じなのに・・・
この一帯は8つの前方後円墳と1つの円墳があり「埼玉(さきたま)古墳群」(=埼玉県の県名の由来)と呼ばれます。
特に有名なのが、大王(おおきみ)の権力が関東にまで及んでいたことの証明とされる国宝・金錯銘鉄剣が発見された
稲荷山古墳。教科書にものっているワカタケルを示す漢字の銘が記載されているというアレです。
で、その隣の丸墓山古墳は豊臣秀吉の小田原征伐の際、忍城の攻略を命じられた石田三成が、
忍城を水攻めとするべく本陣とした場所なのです。
三成は若き日に中国で秀吉の水攻めを目の当たりにして、いつかオレもこういう戦がしたいという
オマージュだったのですが、忍城を結局落とすことができませんでした。
詳しくはぜひ小説か映画でご覧ください。
古墳といえば、埴輪が必需品。世界遺産を狙っている(?)行田市では、埴輪づくりの体験ができます。
というわけで、楽しく歴史を学ぶ「K材家ちゃれんじ」をしてみました。

天然の粘土で、最初に説明を聞いて、実際の埴輪づくりの手順にあわせて、作っていきます。
粘土なんて何年ぶりでしょう。童心にかえりつつ、横の次女の手伝いをしつつ・・・

完成です。
長女・・・猫型埴輪(前列右)。次女・・・ウサギ型埴輪(前列左)。
母・・・本人曰く基本に忠実な埴輪というものの、あたしンち母とサザエさんが合体したような埴輪(後列左)。
父(私)・・・私も基本に忠実、かつプチアレンジをとウルトラ埴輪(後列右)。
ひとり600円というお手軽価格で、約1カ月後には焼きあがります。でも、郵送はしてくれない。
・・・って、誰が取りに行くの。往復の高速代で4000円はするんですが・・・。
娘たちには埴輪や古墳、土器、お城、甲冑などを通じて、歴史に興味を持ってもらえれば・・・
と思ったのですが、帰りの車では娘2人は即DS三昧。かくいう私も即爆睡。
母(嫁)の娘と私に対する点数はものすごい下がったことでしょう…くわばらくわばら。
もう一つ、勉強になったのが、埼玉のうどんの消費量が実は香川に次ぐ全国第二位ということ。
この近くの「田舎っぺうどん」で武骨な武蔵野うどんをいただきました。

お店は超満員、外から手打ちでうどんを打っている様子をみることができ、期待が高まります。
この武蔵野うどん、コシがハンパない、というかカタイです。
つるつる~とすするのではなく、少しずつたぐりよせるように食べていきます。
予備知識がないと、ゆでたりないのかと思うくらいですが、そういうものだと思うとオツな味でクセになる??
ふだんうどん一玉くらいペロリと食べる娘たちですが、食べきれずにお持ち帰りしましたが、
腹もちがよく、夕飯まで空腹感を感じることはありませんでした(塩分強そう)。
なにごとも経験です。ぜひ武蔵野うどんにも「ちゃれんじ」してみてください。