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ふぉんと~(本当)のフォントの話

前回の漢字の記事ですが、残念ながらあまり読まれていません。

前回記事 よろしければ今からでもご覧ください (-人-)タノム
この文字、どう読む? どう書く? どの字を使う? その基準って?

でも、文字を扱う仕事をしている印刷会社の営業としては、
表記や名前など、こだわるべきところはしっかりこだわりたいと思います。

そこで、あまり読まれていないにもかかわらず、文字の話を続けます。

永和印刷では、医学系の書籍・雑誌を手がけているため、
お客様のご希望にあわせて、印刷標準字体であったり、
各種規約(ガイドライン)や用語集などの表記にあわせた漢字に対応しています。

ただし、その場合に本当に困った問題になることがあります。
それがフォント問題です。
本当にホントの話(本記事のタイトル「ふぉんと~にフォントの話」)、
使用するフォントによって、字の形が大きく違うことがありますし、
そもそも希望する字形をそのフォントが持っていないこともあります。

欧文フォントでは基本的に0、1、2~9の数字とa、b、c~zのアルファベット
26文字があればよいのですが、日本語フォントの場合は「ひらがな」
「カタカナ」に何千という「漢字」があるため、使用するフォントが
どこまでフォローしているかを確認する必要があります。
「モリサワ」や「フォントワークス」などのフォントメーカーのフォントであれば
あまり心配はありませんが、フリーフォントの場合には気をつけないと
表現できない文字が多く、字形が特殊で作字もままならない・・・なんてことも。

でも、手書き風フォントなど、フリーで使ってみたいフォントがあるのも事実で、
そんなときには何を確認すればよいか。
JIS漢字水準になります。というと面倒なようですが、以下のような分類になります。
(そもそもは日本語の情報処理を標準化するためにJISが定めた定義で、コンピュータで
 利用するためにコード化されました~JIS漢字コード

第1水準……2965字。常用漢字1945字とその他の人名用漢字が含まれ、
      通常の文書であれば対応可能。
第2水準……3390字。かなり馴染みの薄い文字も含まれます。
      DTPで使用するフォントの多くは、JIS第1・第2水準を網羅。
第3・第4水準……2000年に3,685字を制定。一般的には必要ないかもしれないが、
      人名や専門書の表記としては必要なものも含まれます。
 はたしてどんな漢字か? 
 興味のある方はこちらをクリック(→)  第三・第四水準部首画一覧
 (備忘録 http://www.okazaki.sakuraweb.com/biboroku/index.htmlより)

これをふまえて、以下のサイトをみていただけるとわかりやすいと思います。
漢字が使えるフリーの和文フォント242種類をまとめてみた。
http://blog.livedoor.jp/cie/archives/52129474.html
ふぉんと~(本当)のフォントの話_d0137902_20570843.jpg

個人的には最低でも第2水準まで含まれていたほうが安心だと思いますが、
異体字となると、実は上記の水準とは別の話であり実に複雑な問題になります。

というわけで、悩みたくないという方のための簡単な解決策です。

 ●人名や引用が頻出する部分には特殊なフォントは使用しない(著者名・文献)
 ●見出しに使用する場合に常用漢字でないものが入る場合は注意
 ●本文に使用するのであれば字体にはこだわりを捨てる覚悟を
 (名前や専門用語もいわゆる略字でよいとする)
 ●印刷標準字体にこだわるのであれば対応フォント(N付)を使用する
 ●Word(2007以降)での表示どおりにしたいのであればN付フォントを使用する

あたりまえといえばそれまでですが、事前に確認して設定しておくことで、
のちのちの負担が少なくなりますので、オススメです。 
漢字について、もっとこだわりたい方、つきつめたい方は
上記でご紹介したサイトを詳しくご覧ください。

また、今回の記事についてご質問がある方は
ぜひ永和印刷営業部のH山&T橋にお尋ねください。

…しつこい、感じ悪いヽ( )`ε´( )ノ ブーブー!!と二人から怒られるかも!?
…「マジ、感じ悪いんっスよ!!」と、酒の席で社長に直訴られた実績がありますが、
 ふだんから意識しないと気付かないので、しつこくても感じ悪くても、
 やってもらいます。
 感じは悪くても、漢字は悪くない仕事を目指します
 …おあとがよろしいようで。テンツクテンツク






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by eiwa-p | 2015-02-18 21:10 | 異体字リスト
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