新コーナー第2回目です!!といっても、Progをご覧の皆様ならご存知の
Dr. HagiのDIGITAL CLINICの再編集版のお届けですが…
DTPに関することなら、Dr.Hagiにおまかせください(パチクリ)。
Mac は拡張子を付けなくてもいいの?
Dr.Hagi
Mac では拡張子がなくても動作いたしますので、なくても大丈夫です。
現に Photoshop や Illustrator では、保存する時に拡張子の有無を選択することもできます。
Windowsの場合はどうなのでしょうか?
Dr.Hagi
えっ、(パチクリ)Windowsはですね・・・パチクリパチクリ・・・
ちょっと待ったぁぁ!!
Dr. HagiはMac担当なので、
Windowsに関することは、
千の色を刷る男こと、もっと刷り・ますカラスがお答えします!!
(以後、「刷リカラス」と称します。お見知りおきを!!)
刷リカラス
Windowsのファイルには拡張子がついています。
といっても、パソコンの表示設定で非表示になっている場合があります。
拡張子をみればどのような種類のファイル、バージョンであるかも確認できるメリットがあります。
一般的なものを紹介すると、
テキストファイルであれば「.txt」、リッチテキストであれば「.rtf」
Wordファイルであれば「.doc」、2007以降であれば「.docx」
Excelファイルであれば「.xls」、2007以降であれば「.xlsx」
PowerPointファイルであれば「.ppt」、2007以降であれば「.pptx」
※2007以降の「x」付きファイルは2007以前の旧バージョンでは開けません
その他に、圧縮ファイルである「.lzh」や「.zip」、PDFファイルの「.pdf」、
音声ファイルである「.mp3」、「.mdi」など、
動画ファイルである「.avi」、「.mov」、「.mpg」などがあります。
画像データのファイル形式については、「印刷のいろは14」で取り上げており、
ぜひそちら(↓)をご参照ください
拡張子を表示させる方法は、
「コンピュータ」の「整理」→「フォルダーと検索のオプション」をクリック。
「フォルダーオプション」のボックスが開かれるので、「表示」を選択し、
詳細設定の「登録されている拡張子は表示しない」のチェックをはずします。
XPの場合は、「整理」ではなく「ツール」からとなります。
また、「コントロールパネル」から「フォルダーオプション」のボックスを開く方法もあります。
Mac では拡張子は飾りでしかないのでしょうか?
Dr.Hagi
いや、そういうことではないのです。
拡張子が付いているときは、間違いなくその拡張子のアプリケーションのファイルとなります。
拡張子が付いてないときも、見えてはいないだけで間違いなく拡張子は存在しているのです。
さきほどは拡張子はなくても大丈夫といいましたが、あったほうが良いかもしれません。
やはり、一目みて何のアプリケーションか判断できた方が親切でしょうしね。
刷リカラス
そうそう、MacからWindowsにメールなどでデータを送ってもらった際に
拡張子がついていないために正しく開けなかったり、
ファイル名変更で拡張子を入力して開いたなんて経験をされた方は多いと思います。
Dr. Hagiから皆様にメールを送る際にはそういうことはないということですよね!! (キッパリ!!)
拡張子が JPG(.jpg)となっているのに Photoshop で開かないのはなぜ?
Dr.Hagi
これはよくある話で、拡張子が JPG だからといって、JPEG 画像とは限らないのです。
拡張子を JPG から別の Photoshop の保存形式の拡張子にいろいろと変えて
試してみてもらうと開く場合があります。
このように簡単に拡張子を変えることはできるのですが、
簡単だからこそ間違えないようにしなければなりません。
拡張子を間違えてしまうと、今度は自分が開けないファイルを作ってしまうことに
なりかねませんから。
若き日のDr. Hagiの回想・・・
先輩:「こら~ 拡張子ついてないから何子ちゃんだかわからんだろ!!」
萩:「す、すみません。すぐつけ直します f(;^_^) 」 」
その昔、そんな感じで怒られていたことを思い出しつつ、
あれ、今もよくまわりから怒られているのかは変わらんじゃないか・・・と不思議に思うDr. Hagiでした。