表面加工の種類と特徴
Porg vol.13 印刷のいろは9より一部修正&加筆
Q 書籍の装丁に使用する表面加工にはどのような方法がありますか?
A 表面加工の代表的なものには、
光沢を出すための「艶出加工 ( クリアー )」と、
艶を消して優雅な感じを出す「艶消加工 ( マット )」があります。
また、表面の艶の効果以外にも、印刷物の汚れ防止・保護 ( 耐水・耐熱 )・強化などの機能面や
デザイン面などの目的によってさまざまな方法があります。
Q 艶を出す方法、艶を消す方法というのは PP 加工のことですか?
A 書籍の装丁で最も一般的に使われている表面加工は、
PP フィルムを熱圧着させる PP 加工 ( クリアー・マット ) ですが、
艶を出す方法、消す方法は PP・加工だけではなく、
その他にも印刷機でニスを塗布する方法 ( クリアーニス・マットニス )、
鏡面のような仕上がりを出すプレスコート、
PP より厚手のPET フィルムを使用するホットラミネート加工 ( 両面 )、
UV 塗料を塗布するUV コートなどもあります。
また、後加工以外にも、ミラーコートのようなあらかじめ光沢加工を施した用紙を使用するなど、
使用目的・デザイン性・耐久性・予算・納期を考慮して選択する必要があります。
Q 全面ではなく部分的な加工も可能でしょうか?
A インキ用と同様にニス版を作成すれば、印刷機で部分的にニスを引くことが可能です。
他にも、PP 加工をした上に UV 塗料を部分的にシルク印刷で厚盛にしたり、
版を作製して部分的にプレスコートをかけることもあります。
金銀メタリックやホログラム・特色を箔押し・型押しすることで、立体的にする方法もあります。
商品のパッケージなどでは、それらを組み合わせて使用しているケースもみられます。
弊社の営業員に声をかけていただければサンプルをお届けして、
ご予算・ニーズにあわせたご提案をさせていただきます。
PP加工の関連記事
―ゴミの収集ルールも変わりましたよね
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-20881532"
hx-vals='{"url":"https:\/\/eiwap.exblog.jp\/20881532\/","__csrf_value":"9b99c3e89934e1c57f3a8d2adedc8cc241cce0089bdb70f8d1c282466154a4ee92c75f8c5c8f5647dbeaafb86b6b63c76723892052355feb0424ddc5696161c0"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">