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印刷業界では「銭(せん)」がいまだに生きています!! 小数のかけ算の授業をみて思ったこと

娘の通っている小学校では、1~2か月に1回と、わりと頻繁に授業参観を行っています。
先日の家庭訪問で、長女(小学5年生)の九九があやしいので、
ビッシビッシ鍛えてほしいという要望をだしていました。
今回の授業参観では2時間目が算数の授業。
同時刻の次女(小学2年生)の親子のふれあい授業は妻にまかせ、
私は長女の算数の授業をじっくりとみさせていただきました。

その日のテーマは小数のかけ算でした。
先生が黒板に書いたのは、

1メートル80円のリボンを2メートル購入しました。いくらでしょうか。

おいおい、どこが小数なのか・・・おお、そうか。ひょっとして消費税?
つまり、80×2×1.08という計算をやらせたいんだ。
社会情勢を取り入れてうまいことやるものだな、計算機使わない小学生は面倒だな・・・と、
ひとり納得していたのですが、見当はずれの早合点でした。

まずは前提条件として、2メートルの計算をしてみて、
次に2メートル50センチの計算、つまり2.5をかけるという順をおった説明で、
小数点の意味を教えることに重きをおいていたのです。
塾や通信教育などで、学校の授業より先回りをしている子も多く、
小数点の計算のテクニックは知っていても、
なんでそうするのか、なんでそうなるのかは理解していないようで、
学校で教えるのは問題を解くテクニックだけではないんです!!
という先生のメッセージが聞こえてくるようでした。

その日の授業では消費税については触れられませんでしたが、
小数点の計算は消費税のあるかぎり一生の付き合いになるので
(8%になってからは計算するつもりがなくなりましたが)、
しっかりと覚えてもらいたいものです。


印刷会社でも小数点はかなり使います。

CTPの出力代などは1版●●円と、通常の円単位の単価になっておりますが、
編集では1字0.5円(50銭)、
印刷では10000通し以上は0.80円(80銭)といったように、
「銭(せん)」がいまだに生きています。
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銭(せん)とは??
1円=100銭(せん)です。
以下、ウィキペディアより引用
古代から江戸時代までは、銭貨1枚の価値を表した。つまり、あるいは11000に等しい。に換算すると1700年レートでは銀0.015にあたり、銀1銭(1匁)の価値である中国の銭とは2桁異なる。
現在の日本では「銭」の使用は金融分野にほとんど限定され、株価為替レートなどの、1円未満の端数表示に使われる。1871年新貨条例により円・銭・厘が新通貨として導入され、「銭」には新たな意味を与えられた。この銭は、1100・10に等しい。1=1円の切り替えレート(および1両=4000文のレート)から換算すると、銭(新)=40銭(旧)となる。1953年小額通貨の整理及び支払金の端数計算に関する法律により廃止され、現金単位としては役割を終えた。


編集でしたら、1字0.5円で、1ページの文字数が1200字であれば、ページ単価は600円、
印刷の場合、10000通で、0.8円だと、1色単価は8000円と置き換えられるのですが、
計算の基準は「銭(せん)」(小数点)を使用しています。


活字(活版)時代のなごりでしょうが、1枚あたりの単価がそれだけ安いということの裏返しでもあります。

不動産の世界だと、営業員はウン千万円の単位を扱いますが、
印刷の世界では、営業員はウン銭を扱っています。
さらに、消費税で1.08をかけないといけないので、計算機は手放せません。

娘には小数点の計算をしっかり身につけろといっていたのはなんだったのか??
いえいえ、理屈を知り、計算方法を身につけたうえで、計算機のテクを磨くことが重要です!?


参考までに、印刷の料金の計算方法をご紹介いたします。

パターン1 台計算 比較的小部数のときに使用します
        両面カラーのA4のチラシを5000部の場合には、
         菊半印刷機ではA2よりひとまわり大きい紙に4面ドリで印刷します。
         そのとき1250通となり、台単価3500円だとすると、
         3500×(4+4)=28000円が印刷代となります。
          ※(4+4)はオフセットのカラー印刷は4色で、オモテ+ウラということです。

パターン2 通し単価計算 大部数のときに使用します
        両面2色のB5 32ページのパンフレットを10000部の場合には、
         四六全判印刷機では、16頁ごとに面付したデータを2台分付け合わせます。
         そのとき10000通となり、通単価を0.8円(80銭)だとすると、
         10000(通し数)×(2+2)×0.8(通単価)=32000円が印刷代となります。
          ※(2+2)はスミ+特色で、カラー同様、オモテ+ウラということです。

おわかりいただけましたでしょうか?
例のごとく、永和印刷の営業員にご相談いただければ、
すぐにお見積りさせていただきます。
H山もT橋も、印刷の計算については完璧なので、
ぜひぜひお声かけください。m(_ _)m

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by eiwa-p | 2014-06-05 18:47 | 営業部・発 | Comments(0)
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