インキ
Porg vol.1 印刷のいろは1より一部修正&加筆

※写真は印刷機にインキをセットしてある状態を撮影したもので、
CMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)の各ユニットごとに
プロセスインキをセットして印刷することでカラー印刷となります。
Q そもそも印刷用のインキってどんなもの?
A 筆記用のものに比べて、塗料と同じくらいに流動性が小さい、つまりドロ~っとしているのが特徴です。
水に溶けにくい顔料というもので着色されています。
Q インキの「硬さ」ってどう関係するの?
A インキの硬度は季節や印刷環境によって調整します。
印刷環境の高温により柔らかくなればドットゲインは大きく(=ベチャッとした刷り上がりに)なりやすいのです。
弊社では常に気温22 ~24℃に室温設定しています。
Q 特色インキってどうやって作るの?
A インキメーカーのレシピにより、プロセスCMYKインキの他、
金赤や草(緑)・浅黄・メジューム(希釈剤)等のインキを配合して作ります。
レシピどおりに配合しても、用紙の種類やお客様のご要望にあわせた微調整が
必要で、そこが職人(印刷オペレーター)の腕のみせどころです。
インキは多めに作るのが基本で、残ったインキはの保管し、
翌年度の再版時にも使います(もちろんその印刷物用の隠し味(!?)レシピも
記録しておきます)。
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Q SOY INKってどんなインキ?
A インキ中のVOC(揮発性有機化合物)の代わりに大豆油成分が 20%以上含まれているもの
(枚用インキの場合)をいいます。乾燥性はオイルインキよりは劣ります。
なお、食料である大豆を原料とするSOY INKのみを「環境対応型」とすることは望ましくないので、
非食用とされる他の植物油にも使用を拡大することが、近年では考案・実施されています。
弊社ではオイルインキとSOY INKを併用しています。
↓以下、改定および加筆部分です
A 現在では、SOYインキから植物油インキへと移行されています。
植物油インキとは、大豆油やなたね油などの食用油が一般的ですが、
これらに限らず非食用の亜麻仁油や桐油などを含めた植物油全般を指します。
SOYシールが米国大豆協会の商標登録であるのに対し、
植物油インキマークは印刷インキ工業会の登録商標です。
使用許諾契約の終了に伴い、植物油インキマークに切り替えられていきました。
性能面・安全面では大きな違いはありません。
その他の「印刷のいろは」は…
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