5月1日が創立記念日(振替)で休日であったため、
平日に休みが取れるなんて、うひょひょひょ…と浮かれていたのですが、
(5月1日が純粋に平日かというと微妙ですが…)
娘2人が小学生ともなると、平日に休んで出かけるわけにもいかず、
でかけるにしてもゴールデンウィーク中で混んでいると嫌だし、
家でダラダラするしかないかなと思っていたら、
わが妻が家庭訪問をその日にぶちこんできました。しかも2人分!!
でも、家庭訪問を父親として受ける機会はめったにないので、謹んでお受けいたしました。
おそらく先生的にはやりにくかったことでしょうが、実際には
「悪いことしたら遠慮せずきびしく怒ってやってください」とか、
「宿題をもっとたくさん出してください」とか、
モンスターならぬエンジェル・ペアレンツでした。
(先生よりもこわ~い存在が家にいますので、2人ともそんな悪さはしませんけど)
話を聞いてみて感じたのは、ゆとりではなくなったとはいえ、
区立の公立の小学校はやはり義務教育で、
みんながしっかりと理解することに主眼をおいているなぁ、ということですね。
できない子をいかに少なくするか、が重要で、
よくできる子・できるようにしたい子には、
塾とかプラスαを親が考えないといけないかもしれません。
ちなみに、ウチの子は「まじめそうで、できないようにはみえないけど、
実はちょっぴりできない子」です。
ふだんからビッシビッシと厳しいしつけ(?)を受けている(by母)おかげで、
できる子になってほしいのはやまやまですが、
変な免疫ができて、右から左へと篠塚ばりの流し打ちをマスターしています。
まえおき(?)が長くなりましたが、
「できない」をテーマに印刷のお話をします。
一般的な印刷用の用紙のサイズは、四六判、B判、菊判、A判の4種類があります。
四六判 788mm×1091mm
B判 765mm×1085mm
菊判 636mm×939mm
A判 625mm×880mm
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書籍やパンフレットを印刷する場合、上記の中(※特殊なケースもあります)から、
仕上がりサイズに適切な用紙を紙の目や印刷内容を考慮して選択する必要があるのですが、
注意しなくてはいけないのは、仕上がりサイズ×面付数では紙の寸法に入る計算をしても、
実際には印刷屋さんから、これだと無理ですと言われるケースがあります。
印刷機によって、利用できる用紙のサイズが異なります。
上記の用紙をそのまま使用することもあれば、断裁して使用することもありますが、
印刷面ではオフセット印刷にはクワエといわれる、
印刷機が紙をつかみ、送っていく部分としてその方向に約10mm相当には印刷できません(下図参照)。
コピー機やプリンターなどで、全面を黒でコピー印刷しても周囲に余白ができてしまうことを
イメージしてもらうとわかりやすいと思います。
また、製本的な理由もあります。
印刷・製本にはドブと言われる余白、いわゆるトンボが必要です。
出来上がった印刷物の周囲が白になっていないのは、その周囲の絵柄を3mmのばした状態で印刷し、
製本時に断裁しているためなのです。
下記画像引用サイト
ウェーブブログ 印刷の現場から 2008年5月30日 ドブ より
http://www.wave-inc.co.jp/weblog/?p=360
「B6を64ページの無線トジだと、B判の用紙ではできないので、四六判にしてください」とか、
「反転で印刷するので、A判だとできないので、菊判にしてください」とか、
「ドブとクワエがあるで、8面では印刷できないのでロスがでます」とか、印刷屋さんが言うのはそのためです。
紙の取り都合を考える際には、そこのところを注意しなくてはなりません。
う~む、これは編集者というより、新人印刷営業向けの話だったかもしれません。
永和印刷の営業のT橋・H山はちゃんと理解しているはずですので、ぜひその実力を試してみてください。
こちらの子たち(?)は「できる子」です、きっと??。
他にも、印刷的な理由でできないこともありますが、それはまた別の機会に。
印刷のご相談は,永和印刷へ!!http://www.eiwa-p.com ↑お問い合わせはこちらのホームページからお願いいたします。
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