PP加工って、実は環境にやさしいんです!! ゴミの収集ルールも変わりましたよね
焚き木や小さな焼却炉などで物を燃やすと特に発生しやすいと言われ、
黒や青のゴミ袋は姿を消し、現在の半透明のものが主流になり、
(幼稚園や小学生の学芸会などではいまだに重宝されていますね)
当時はどんなものを燃やしてもダイオキシンが発生すると騒がれましたが、
当時私の住んでいた共同住宅では、紙類は焼却炉で燃やしておりましたが、
環境によくないということで廃炉(?)になった思い出があります。
ダイオキシン類は塩素を含む物質が不完全燃焼したときに発生する物質で、
その発生量は、燃やした物質に含まれる塩素濃度が0.1~50%程度の場合は
濃度にはほとんど関係なく、燃焼条件で決定されるそうです。
お父さんの朝一番の仕事として、出勤前のゴミ捨てがありますが、
最近ではゴミを減らす目的から、資源ごみの分別・リサイクルが強化される一方で、
以前よりも燃やしてよいゴミの範囲は拡大しています。
生ゴミや衣類、廃油どころか、
プラッスチックや革製品・ゴム製品は燃やすゴミになっています(墨田区の例↓)

墨田区のウェブサイト 資源物とごみの分別方法 より
印刷業界でも、特にPP加工が問題視された時期があり、
未だに誤解されています。
PPとはポリプロピレンのことで、燃やしても有毒ガスは発生せず、通常の燃やすゴミとして扱えます。
また、加工業者の団体では、
はがしたフィルムを燃料に、紙は古紙として再生するなど、リサイクルにも力を入れています。
PP加工は、書籍・雑誌にとっては、保護・耐久性の向上と、光沢・艶消しの高級感を出すメリットがあります。
もちろんご予算も考慮する必要がありますが、少なくとも環境面についてはご安心ください。
具体的な加工方法については、いずれまた取り上げます。
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