ブレ
最近よく聞きますね、この言葉。
総理でもサッカーの監督でも、トップの方針変更は全て「ブレ」の範疇に入れられているようです。
「ブレ」から揶揄の響きを感じるのは久永だけでしょうか。上から目線というか。
「そもそもあんた分かってないじゃん」
「無理だと思っていたよ」
「そらみろ」
そのひとの常日頃のパフォーマンスや能力に、そもそも疑問を抱いていながら、その時点で疑問を呈することはなく、結果が芳しくなくなってから揶揄に近い批判をする。
イヤですね~
「ブレ」って言葉を使うひと、忘れていませんか?
「ブレ」と揶揄する相手に、かつて自分が選挙で投票したことも、名監督と称えていたことも。
上げ潮時には疑問を、落ち目には揶揄でなく代案と自己反省を。
また、トップは「ブレ」を「臨機応変」と感じさせるだけの日頃の研鑽と断固たる姿勢を(昔「この程度は公約違反にあたらない」って言い切っていた総理がいましたが)。
それでこそ組織も社会も前を向けるのではないでしょうか