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この字、どっちがいいですか? つづき ~チャレンジタッチやっています!!

前回記事はこちら↓
  この字、どっちがいいですか? Prog20絶賛配布中 編集者必見、字体の確認方法教えます!!

どちらでもよいといえば・・・ 
(ここからいつものゆるいブログ復活します!!)
進研ゼミでは、この4月から従来の「テキスト&体験教材の講座 チャレンジ」と、
「専用タブレットを使用する チャレンジタッチ」の2種類から選べるようになりました。

3月末にはベネッセの新社長にマクドナルドの原田氏が就任しました。
原田氏といえば、マクドナルドの再建の前には、アップルコンピュータ・ジャパンの社長としてiMacやiPodの商品イメージ戦略を手がけたということも知られています。
今回のタブレット端末については、原田氏の社長就任前から進められたベネッセの目玉企画ですが、
今後の通信教育ビジネスの改革を期待しての抜擢と考えられます。

私の家でも、娘2人(新2年生&新5年生)が生まれた頃から「こどもちゃれんじ」を続けています。
ベネッセから「紙」か「タブレット」かの選択をしてくださいという案内が何度も郵送されてきました。
Nintendo 3DSを何度も壊す破壊姉妹にタブレットを使わせてよいものか非常に悩んだのですが、
親子ともにゲーム好きのせいか、こっちのほうが楽しくやれそうということでタブレットを選択しました。

お前はいつも紙の重要性を説いているのではないか、裏切り者めっ!!

という印刷関係者のお怒りの声が聞こえてきそうですが、
まずは天下のベネッセがどんなものかを用意してきたのかを敵(?)を理解することが重要!!

そんなわけで、到着を楽しみにしていた「うちの2姉妹」ですが、3月号が終わっていないくせに、
(次女は、昨年の10月号を2月からようやく開始し、3月までに全部終わらなかったら解約すると脅すと泣きながら「やらせてぇ~」と懇願していました)
タブレット端末が届くと、各種設定を私にしつこく要求し続け(それぐらいの熱意、いつも発揮してほしい!!)、
解禁日の3月25日、2人とも朝の6時に目覚ましをかけ、自主的に起きて、早速開始していました。


この字、どっちがいいですか? つづき ~チャレンジタッチやっています!!_d0137902_2052690.jpg


あまりに夢中にやっているので、うちの嫁が、
「他のこと(したくなど)をやってから勉強して!!」
「勉強する前に、やることやって」

と、わけのわからない(?)説教をしていました。

で、実際の講座内容をやってみたうえで、私なりのチャレンジタッチの分析を紹介します。

ベネッセのメリット
 ・端末代金はベネッセ負担(料金は紙もタブレットも同一、故障時は利用者負担)であるが、
  紙教材等の制作・発送を考えると、長期的にはメリットが大きい
 ・赤ペン先生への手配・費用、返送手続きなどの作業がいらなくなる
 ・受講者が減少傾向に歯止めをかける

親・子のメリット
 ・丸付けが不要になる (これが意外とめんどくさい、解答をなくされると検算までやるハメになる)
 ・進捗具合がメールでわかり、励ましのメールなどをタブレットに送信できる
 ・提出のために、毎回会員番号シールを探したり、郵送したりする手間が省ける
 ・チャレンジを10分実施したあとに、30分のミニゲームを遊ぶために自主的にやる

と、共働き家庭の多い日本の子育て環境を配慮し、なかなかうまく考えているものだと感心です。

一方、デメリット
 ・通信がつながりにくい (子どもの勉強時間が特定の時間に集中するため、対策はしているでしょうが)
 ・思った以上に「書く」作業が少ない!!
 ・そもそも問題の分量が紙の教材よりも減っているっぽい!!
 ・本当に身についているのかが微妙 (ココが本当は重要!!)
 ・親子で学習するというコミュニケーションが希薄になる (ココも重要!!)

のんびり屋のうちの娘が2日で1月分を終わらせたのは、ゲーム好きのなせる業と思っていたのですが、
実は分量の問題で、そんなにがんばらなくてもできちゃうようです。
私も終了した問題をやってみましたが、選択問題が多く、早く終わらしたければ、
適当に選んで、丸付け後に答えを確認すればよいという技が使えてしまいます。
(点数は親に報告されますが、これまでよりも問題をみることがなくなるので気づかない人も多いかも)

オーバー40の勉強法といえば、繰り返し書いて覚えることだと、漢字を間違えると「ここに10回書きなさい」という教育をしていたのですが、端末に文字を書く機能があるのですが、おそらく容量の問題で、いまのところ少なすぎ。

というわけで、結論

国語でも、算数でも、
(少なくとも)小さいうちは手で書いて学習するのが一番よい。
ただし、子どもは飽きっぽいので、紙教材への食いつきが悪いので、
そういった意味でタブレットは効果的

→勉強の理解度を静観した上で、今後の対応を考えるべき


というところでしょうか。

でも、紙の教材とノートって必要ですよね。
学校教育のほうも今後、タブレットとかパソコンを利用した授業は今後検討されていくでしょう。
でも、「書く」ことが大事なはず・・・そういいつつ私自身、年々字を書かなくなりましたが、
文字はその人の人格を表現する一部だと思うのは私だけでしょうか?
ノーベル賞の山中教授も「ノートへの記録が重要」って言ってましたよね!


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by eiwa-p | 2014-04-14 21:13 | 異体字リスト
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